イラク復興支援〜立花尊顯1等陸佐の講演を聞いて@

都城ライオンズクラブでの卓話

2006年03月23日(Thu)
イラク復興支援〜立花尊顯1等陸佐の講演を聞いて@
都城ライオンズクラブの例会において、第8次イラク復興支援群群長であった、陸上自衛隊第43普通科連隊長兼都城駐屯地司令である立花尊顯1等陸佐の講演がありました。
今日から、この公演において感じたことと、内容、新聞書面にて紹介されている内容等を綴っていきたいと思います。

○第8次イラク復興支援隊 
  第8次イラク復興支援隊は、昨年の10月22日に出国し、今年の2月26日に全員無事に任務を果たし帰国しました。この支援隊は『希望、真心、絆』をスローガンとし、<希望の架け橋となろう。日本人らしい真心と絆をもって>を合言葉に頑張ってこられました。
 ほとんど休みがないので、曜日を確認するため、毎週木曜日の食事はカレーライスだったそうです。
 サマーワ新聞に掲載された日本の自衛隊関連の記事の中に、「道徳と倫理を保持した立派な人々である。『古きニッポン』の子孫として愛情と倫理観にあふれる彼らは、偉大なる文明を保持するとともに、他の国家を尊重し、他国民の家庭や職業に敬意を払う立派な伝統を持っている」といった内容のものがあったそうです。日本の自衛隊が、イラクの人々に受け入れられ、立派にその役割と責任を果たしていることがうかがわれます。
 立花群長の言葉の中に、印象的な言葉がありました。それは、「失敗に対する不安や非難はなんにも生み出さない」という言葉です。誰かが失敗した時に、そのことを不安に思ったり非難をするのではなく、その原因と対策を考えることが大事だということでした。まさにその通りだと思いました。


サマーワ宿営地で陸自派遣部隊を巡閲する額賀長官(最左:立花尊顯1等陸佐)


『希望、真心、絆』のスローガンは、英文字に直して頭文字を取り 

KMK作戦

と呼ばれていたそうです。このKMK作戦、じつは、熊本・宮崎・鹿児島の意味だったらしく、火の国熊本らしく情熱あふれる希望を持ち、宮崎の人柄のように優しい真心を抱き、鹿児島の人情あふれるを胸に、この復興支援活動を意義あるものにすべく、基本を徹底した活動を目標にしていたという事でした。

自衛隊の皆さんが行った活動は、治安を守るだけでなく、

●生活の基盤となる学校や道路などの復旧活動を行い、ムサンナー県の子どもたちが安心して学校に通えるようにする。

●ODAによる医療機材・医療品の供与を行い、これらを用いて医療機器の取り扱いについて専門的な知識を持った医官などにより、イラク人医師への技術指導を行う。(この結果、サマーワ母子病院では、自衛隊支援前の2002年に比べ、分娩直後の新生児死亡率が約1/3に改善していると言われています。)

●自衛隊による給水活動以前は川の水を飲み、子供たちが病気になることもありました。現在は、我が国のODAにより設置された浄水設備が稼働し、業務を引きついでいます。

●イラクの人々の健康な生活のためにさまざまな支援物資を運ぶ。2004年3月3日からこれまでに運んだ輸送物資総重量は約369.4トンにも上ります。

・・など、私たちの想像をはるかに超えた活動を、着実に、しっかりと行っていただいていることが分かりました。

明日は、新聞書誌に掲載された記事の紹介をいたします。

西田


   


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カレンダ
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